小説8050 林真理子

ユーチューブで林さんの対談を聞いた。
オーディブルもあるし　今は文字を読むよりも聞く時代だと実感している。
それで　林さんのYouTubeはありがたい。

お手伝いさんがいて事務所もあるこれまでの生活を変えることができないので
仕事を整理したと言っても　走り続けないとならないという。なるほどと思う。

小説8050 林真理子
話題の本を読んだ。
結婚　いじめ　引きこもり　歯科医
そんな問題がいろいろで
今　読み返してみて　メモしておきたいのは
久しぶりに葬式で会った昔の仕事の関係の人
その人に見栄をはるか、愚痴を話すかという
美容室で髪の毛を洗ってもらったりすると気分が晴れ晴れすること

このあたりが私にぴったりくるところだった。
老後の問題がぴったりくる人もいるだろうし
いじめの問題の人もいるだろう　由依の結婚かもしれない。
老後の問題というと「老後の資金がありません」を思い出すけれど。
こちらは介護問題はさらっとしていて深くはない。
ラストの感じもいい。さすが林真理子さんだ。

美容室で思い出したのは　ある女優さんが
二週間くらいで　美容室でカットしてもらうといっていたこと。
密着取材のTV番組だった。情熱大陸かもしれない。
「どこが変わったのですか？」とTVの人が聞くと、
「ほら　ここのところずっとさっぱりしたじゃない」のようなことを
その女優さんは　ブローをしてもらいながら応えていた。
美容師さんも　苦笑みたいな感じで・・・

でも必要なんだよね。
ジムに通って身体をキープすることも必要だけれど（彼女にとって）

なんか　私も美容室に行くと　さっぱりする気分になるなーと思って
それを今回　言語化されたのが・・納得というか・・・やっぱりって感じ。



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死にたいままで生きています。 by咲セリ

死にたいままで生きています。by咲セリ
強迫性障害のことを学ぶために読むことを勧められた本。
境界性パーソナリティー障害。
「病名は言えません」と言った精神科医。
シャワーを浴びていると　「あんたなんか　死んでしまえ」と
幻聴が聞こえビルの屋上に上がった。というところでは
二十歳で自殺してしまった私の友人のことを思い出した。
彼女もそうだったのではないかと・・・
（友人の両親は自殺とは言っていません）


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対岸の家事 by朱野帰子

詩穂さんの目線で語られるストーリー
子どもの頃の自分の親の言動を語る 詩穂と中谷
それは フロイトの精神分析のようだった。
詩穂をうらやむ怪文書の主には 拍子抜けだったが
坂上さんと里美(介護問題）は 明るい終わり方で良かった。
ラスト 覚えていないので 読みなおすと
１０代の詩穂に家事をやらせた父親とのことがラストだった。

朱野帰子さんの作品　すきなのですが
これは　この本を読んで家事の役にたつことはないですね


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真壁家の相続 by朱野帰子

遺産の争いになるであろうことは 題名からわかる。

義理の父の介護をしていた嫁に遺産がわたらない現実
カナダ人を家に住まわせていたという祖父。
ダメダメな父親。
母親の過去。
祖父がしっかりした人だったのが救いです。
この祖父の生きている頃の話をもっと読みたいな。


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